生まれてくる前、どうしてたの?長女の記憶

umaretekurumae

我が家の長女が生まれてくる前、どうしていたのか
正確には、私のおなかに入ることになった経緯を
話し始めたのは。。。。

2歳の時だった。

 

スピリチュアルなことを信じないわけじゃないけど
「今ある自分」は今までの自分の行い、積み重ねの結果、
今の状況があると思っている私。

そのことは今も変わらない。

 

長女が「そのこと」を語り始めたのは、
幼稚園に上がる前の2歳ごろ。

お盆に、お墓に行った時だった。

「ママ~、この中(お墓)に骨が入っているの?」
「うん、そうだね」

この時、私は興味半分で長女に尋ねた。

「○○ちゃんも、入っていた?」
「うん!」

長女はスキップしながら答えた。

「どうやって出てきたの?」と、聞いた私に
スキップをやめ、私の方をしっかりと向いて

「生まれてきたからだよ!」

また、長女はスキップを始めた。

 

その後、しばらくたってから。。。。。
長女と遊んでいた時
(私は普段、長女とデレデレ、イチャイチャしています 照)

「○○ちゃんが生まれてきてくれて、うれしいな~」と言うと
「○○ちゃん、ホントはね、違うママのおなかにいたの」

長女は続けた。

「あ、間違っちゃった~って思って、急いで出てきて
 ママのおなかの中にポンって入ったんだよ」

「どうしてママの所に来てくれたの?」
「ママが心配だったから」

 

私は言葉に詰まった。

 

長男が生まれ、その後、約3歳違いで長女は生まれることになるが
その頃、私は旦那と もめにもめていた。

やり場のない、怒りと焦燥感。
長男との関わりも、今思えばかわいそうなほど
イライラしながら接していたと思う。

長女は「ママがね、かわいそうだったから。
このママ可愛いなって思って。優しそうだなって。」

思い出したかのように、何度かこの言葉を口にした。

そして、かなり叱った時など うっうっと泣きながら
「優しそうなママだと思ったから来たのに。。。」とポツリ。

 

その後も
・お腹に入る前、いっぱい走ったよ。いちばんだったよ!
・違うママのおなかにいた時、お友達と「ママを交換しよう」って言って
 ママの所へ来たの。
・間違ったママのおなかにいたら、神様が「一度だけなら
 転送ボタン押して良いよ」って言ったの。
 赤ちゃんの国の神様は赤ちゃんなんだよ。
・ママのおなかの中では浮いてたよ。

こんなことを言っていた。

大きくなってきてから、話に少し尾ひれが
ついているような気もするけど、一貫して変わらないのは
「違うママのおなかにいた」と言う事。

 

現在、娘は小3。
それでも時々、ぼんやりと宙を眺めている娘に
声をかけると、堰を切ったように このことを話し始める。

ちなみに、「お空の上にいる時も長男と遊んだ?」と聞くと
「遊んでない」と言う。

そして、最近は

「天国はね、おいしいものがいっぱいあって きれいなお花がたくさん咲いていて
みんな仲良く暮らしているんだよ。とってもいい所なの。
ママが先に死んじゃったら、天国の入口のところで待っててね。
私もあとから行くから。天国でも仲良く暮らそうね」

私は、にっこり笑って
「うん。絶対に待ってるね」と返事をする。

う~~~~ん、長女の話していることの真相はいかに?
天国に行ってみないと分からないな(笑)